初めまして、Azです

 初めまして、現在フリーランスの現代音楽作曲家として活動しているAzと言います。サイトに訪れてくださった皆さん、ありがとうございます。

 いきなりですが、皆さんは現代の作曲家というとどんなことを思い浮かべますか?現代の有名な作曲家というと、故坂本龍一氏や故すぎやまこういち氏、ジブリ作品では久石譲氏がいますね。あとは音楽シーンでは、ボカロPやバンドの数々…。挙げていったらキリがないですが、ここにクラシックの作曲家は含まれません。モーツァルトやベートーヴェン、ドビュッシーらもピアノを弾いている人なら馴染み深いでしょう。では、彼らの系譜は現代のどこに息を潜めってしまったのでしょう。もちろん彼らの技法は先に挙げた坂本龍一氏らの作品に息づいているのですが、一般に現代のクラシック作曲家(こんな言い方は自己矛盾を孕んでいますが…)は一体何をしているのでしょうか。

 私は一作曲家として日本の音楽文化を考えたとき、日本独自のポップス文化、ボカロ、はたまたニューエイジといったジャンルの発展はとても素晴らしいと思うのですが、そんな日本も世界的に見れば遅れをとっているジャンルがあると思っています。何を隠そう、それは現代音楽(ドイツ語ではNeue Musikと言います)というジャンルです。ベートヴェンらが発展させた音楽史の到達点はまさにここにあるのです。

 クラシック音楽と現代音楽の分かれ目、それは20世紀の始めにあります。クラシックの終焉で活躍した4人の作曲家

・A.シェーンベルク

・C.ドビュッシー

・I.ストラヴィンスキー

・B.バルトーク

彼らを外観することで、クラシック音楽はどこで終わったのか、新しい音楽はどのような方向へと進んでいったのかがわかるでしょう。

 そんな音楽、現代音楽こそが私が勉強し、そして作ってきた音楽です。自己紹介はここまでとして、次回以降はクラシック音楽史、現代音楽史を並行しながら現代音楽の入門となるような記事を書いていこうと思っています。

よろしくお願いします!

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